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RC世界チャンプのメカニック廣坂パパへ直接質問できる掲示板です。
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インライン!
マサミコレクション更新ありがとうございます。
プロ10でもインラインアクスルだったのですね。パパ車ではコースにもよりますが1/12などもインラインを使う事が多かったようですね。未熟者の私には使いこなす事が難しかったです。
アッカーマンも変わるためか舵角も変わり、基準の判断が難しく、舵角に対して初期反応は良いが車が奥で曲がらない。。要は私には使いこなすことが出来なかったにつきます笑

インライン、トレールそれぞれの良さやアクスルの判断基準やセッティングにおいてどの段階で試していたのか?可能な範囲で伺いたいです。
あくまで正美氏のドライブのフィーリングなのか、パパが車の動きを見て理想の動きを追求(判断)していたのか興味があります。

よろしくお願いします。
user.png ケケ time.png 2023/09/25(Mon) 01:27 No.124 [返信]
やっぱり12!
この頃のパパ12は熟成度が高いように見えますが、細部の味付けを拝見できるのが大変見応えがあります!

当時私は雑誌やビデオで
研究するのみでビックレースにも出た事があったのですが、一般ユーザーの私はワークスのテントに近寄ることも出来ず、ただただ憧れの眼差しで遠くから広坂親子を見ているのみでした。
その頃のパパ車を拝見出来る、さらにこの場で質問もさせて頂ける事が、幸せです。20年以上前の夢が叶った気持ちになれます。

早速そんな気持ちで勝手に質問します笑!

ピッチングダンパースプリング下側のOリングはどういった効果があったのでしょうか??他にも確かパパ車のアソシは一貫してピッチングの向きもテンションネジ側が上にあったり(多くの選手は下側だったと記憶)ねじ込みのスプリングのテンショナーの向きも違っているような??

他にもデュモアスパーのテーパー部分、薄く削っていたのですね!?てっきりパパスペシャルのマシンカットがワークスには存在するのかと思っていました。いつもパパ車だけ薄いデュモアスパーが付いていて気になっていました。

20年以上前から笑
user.png ケケ time.png 2023/09/11(Mon) 13:48 No.120 [返信]
Re: やっぱり12!
ケケさん、いつもありがとうございます。
私も初めて全日本選手権に参加した時は、全くのプライベートでテントの中のワークスを遠目で見ていました。
1986年に初めて全日本選手権で優勝した時もテントやテーブル等は無く、地面にミカン箱を置いてそれがピットテーブルでした。

ダンパーの下のOリングは、スプリングを少し詰める為と衝撃を和らげる為です。ダンパーの向きはどちらでも性能に大差はないのですが、調整のネジが回しやすい為に上にしました。

スパーギアは、少しでも抵抗を少なくするために歯を薄く削ってもらいました。これはスポンサーを頂いたデュモアに相談したところ、強度には問題は無く、抵抗は減ると云う事だったので、特別に正美用に製作してくれました。

多くのドライバーはキンブローを使用していましたが、我々はデュモアを使用しました。
user_com.png パパ time.png 2023/09/11(Mon) 23:34 No.121
Re: やっぱり12!
返信ありがとうございます。

なるほど!主にテンション調整の為だったのですね。この時代どんどんバッテリーが重くなっったりパナとサンヨーで重さと特性が違ったりで適正なピッチング調整の基準が分からず苦労しました。レース中にサンヨーとパナを使い分けた話を広坂物語で読んですごいと思いました。

あと、この時代フロントのトレッドは広めだったのですね。アクスルに厚いワッシャーが入っていて97全日本車も広げてあったようです。その後の4セルシャーシはナロートレッド&ロングホイールベースで苦労した思い出があります(もちろん私の技量不足で)
その辺りの話も今後聞けると幸いです。
user_com.png ケケ time.png 2023/09/12(Tue) 12:10 No.122
Re: やっぱり12!
細かい所にお気付きですね?(笑) フロントのスペーサーはホイールによってオフセットが変わりトレッドが変わってしまう為にその調整でもスペーサーで調整しました。

バッテリはサンヨーとパナソニックでは、重量と特性が大きく違う為にこれを使い分けるのには苦労しました。
相手はどちらを使うか? を予想する事も重要です。オリオンのオスカーとレースが始まるまでお互いに駆け引きをしていたのが懐かしいです。

2000年から世界選手権のルールが変わり4セルとなりました。これを機に12Lも本格的に私の設計のシャーシ等を使用する事になりました。それ以前はアソシの手前大きく改造する事は出来なかったのですが、日本での世界選手権では多くのパーツはアソシを使用しましたが、ヨコモ製と言えるほどまで細かい部分で私が変更しました。
user_com.png パパ time.png 2023/09/15(Fri) 10:33 No.123
12!
MASAMICOLLECTIONの更新ありがとうございます。
1/12シンプルなシャーシの中にこだわりがあり見応えがあります。
久々にパパのアソシ12を拝見して鳥肌ものです!

当時(今も?)の外車はボール部の精度や、はめ込みの甘さ等「良く走る車」にするまでのノウハウを取得するのに時間がかかる奥深いカテゴリーでした。シンプル構造故の絶対に譲れないパパ流組み方のコツ等などあればエピソードを伺いたいです。

よろしくお願いします。
user.png ケケ time.png 2023/08/11(Fri) 17:14 No.115 [返信]
Re: 12!
そうですね、おっしゃる通り1/12はオフロードやツーリングカー等と違い大変シンプルな為に、セッティングは非常にシビアになります。
セッティングの箇所も少なくその少ない箇所で微妙にセットをしなければなりません。フロントはスプリング、リアはTバーが主なセット箇所でした。また昔はバッテリーの持ちが大変重要であった為に、駆動系の軽さや重量も問題がありました。
タイヤトラクション剤の塗り方にも正美は大変拘っていました。スタート何分前から塗り始め、何分から拭き取る等.細かい指定がありました。長く置きすぎるとタイヤが柔らかくなり車がよたると言う。
フロントの塗り幅も1mm単位で指定が来ると言った状態です。
あるビッグレースで、決勝にスタートが30分お遅れるという事態が発生、正美はすぐに別のタイヤを用意してレースに備え、他の選手を圧倒して勝利した、と云う事もありました。
また私の持論ですが、特に1/12はモーターの重量が大きくリア部の左右のバランスは、右側が重くなります。その為にTバーでの左右の調整は、ネジレ具合を感覚で調整しなければバランスが取れないと思っています。バランサー等で左右均等に調整するとマシンは真っ直ぐに走行しません。その為にTバーで少し左にウエイトがかかる様に調整します。
これは本当に手加減なので、人に教える事が出来ない為に、ビッグレースではアソシのメンバーの微調整をする事も多くありました。
user_com.png パパ time.png 2023/08/13(Sun) 00:02 No.116
Re: 12!
ご返信いただきありがとうございます。

ツイック調整!醍醐味と言うかしばらく難解でした。デフの重量やアンプの重さ等も影響してなのかTバーを平行な状態で車体を持ち上げると捻れてタイヤが浮かび上がってくるという笑
ツイックスクリューの締め込み具合(シャーシへのアタリ具合?)でも特性が変わっていたように記憶しています。パパさん好みの締め込み具合とかありましたか??

なんだか、ただの昔話になってしまい申し訳ありません笑

パパ12の絶対的なカッチリ感というかリアが安定しているけどアンダーではなく軽やかに曲がって行く動きが謎でした。
目指しても辿り着けない動き!

我々一般人が速く走れる車にするとフロントリア共にグルグル曲がろうとする車になって燃費がキツイ!その中でフロントとリアがそれぞれ仕事分担してキッチリスピードが乗ったままカッチリとした動きで曲がって行くパパ12!

正美選手の腕はもちろんですが、パパ12。
模範を超越して芸術的でした。

懐かしい笑
user_com.png ケケ time.png 2023/08/13(Sun) 14:05 No.117
Re: 12!
私の現役時代の1/12は、殆どがTバー仕様でTバーのセットが大変大きなウエイトを占めていました。またTバーはFRPの為に何度かカーボンを試みましたがカーボンは反発が強く結局は使えませんでした。
FRPは繊維の目が歪んでいるものも多く、また実際に捩じってみると左右が違うものがあった為に同じような特性のものを選びキープしました。
ツイックスクリューの調整は、グリップの高い路面では強く締め、グリップが低い時は、少し浮かせる事もありました。

またTバーは2カ所のビスでシャーシに取り付けますが、締め具合でシャーシと平行にならない事もあります。走行後にサーボのニュートラルの状態で左右のホイールベースを測定すると少し左右が違っている事があります。これはTバーの取り付けの歪みと考えられます、
トリムが左右に少しズレた状態で真っ直ぐ走るのは、いわゆるカニ走りと言っています。これを真っ直ぐに走らせる様にするのは意外と難しい事です。
user_com.png パパ time.png 2023/08/13(Sun) 17:30 No.118
スーパードッグファイター
いつも記事を楽しみにしています。
ラジコンマガジン2023年8月号内にて、YZ-870Ⅽスーパードッグファイターが、現在の技術によって、復活するかもしれないとのことです。この件について、パパさんは、どう思いますか?
user.png ずっと初心者 time.png 2023/07/10(Mon) 18:29 No.104 [返信]
Re: スーパードッグ
そうですか? 最近は昔のマシンの復刻版が大変人気があるようですね。
昔のマシンがどのようなものであったのか?を知る事は大変面白いと思いますが、どのような形で復刻するのか? が興味あります。

たとえば、CAT XL等は大変忠実に再現されていて、現在の走行にも耐えますが、私に言わせればビスは当時にままのマイナスビスにして欲しかったと思っています。以前のユーザーはこのビスに大変なやまされました。その苦労も再現して欲しかったです。

ドッグファイターも色々と難点はありました。私的にはこれらも改善してしまえば、ドッグファイターではなくなってしまうと思います。
そして復刻版ではなく、コピーとなってしまいます。

どのような車になるのか、興味はあります。
user_com.png パパ time.png 2023/07/11(Tue) 21:06 No.106
Re: スーパードッグ
返信ありがとうございます。
ラジコンマガジンによると、当時の設計図を基に、新規で開発するそうです。
個人的に気になっているのは、バッテリー。
当時は、振り分けバッテリー使用でした。現代では、ショートリポなどが主流です。
自分は、新たに専用品として振り分けタイプを出すのか、
ショートリポ専用にするのか、
ストレートパックも乗るようにするのか、
と、ずっと考えており、ワクワクが止まりません。
user_com.png ずっと初心者 time.png 2023/07/12(Wed) 14:07 No.107
Re: スーパードッグ
そうですね、870Cにストレートバッテリーを搭載出来るようにするのは、少し難しいですね。無難なところだと振り分けリポではないでしょうか?

正美仕様の870Cは、ひろさかHPのMASAMICOLLECTIONに掲載しています。
user_com.png パパ time.png 2023/07/12(Wed) 17:08 No.108
834Bのシャシー
パパさん、こんにちは。

正美さんコレクションにドッグファイター834Bが
出ていてびっくりしました。

ちょうど私も、昔のラジコン仲間からドッグファイターを
頂いてレストア中ですので興味深く拝見しました。

説明の最後に、パパさん製作のシャシーではないとありましたが
そこでピンときました(笑
限定でもよいので、パパさん製作のシャシーを販売してくれると
嬉しいなと。

結構、売れるのではないかと、、、。少なくとも私は欲しいです(笑
user.png じゃん time.png 2023/07/08(Sat) 13:51 No.103 [返信]
Re: 834Bのシャシー
ドッグファイターは私が初めてヨコモのマシンを使わせて頂いたものですが、第一回の全日本選手権に使用しました。その後はシュマッカーのCATをサポートして頂き、世界選手権車で優勝する事が出来ました。

ヨコモに入社してからは、YZ-870Cを使用しこれをベースにスーパードッグファイターやワークス等を製作しました。

ドッグファイターは私が直接手を下したマシンでは無い為に、あまり思い入れがありません。
user_com.png パパ time.png 2023/07/11(Tue) 20:49 No.105
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