2015/10/12 更新

 IFMAR 2015 WORLD CHANPIONSHIP 



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 10月10日(土) 4WD決勝

 今日は決勝日、念入りに清掃整備が行われる。


 カーペットも部分的にはダメージを受けているところも...


 2階のタイヤ管理コーナーでは、保管したタイヤが返却される。


 やはりこの人は人気者...私も少しだけサインをしました。


 予選が終了し、決勝前の写真撮影。


 コントロールプラクティスの前に撮影時間が取られている。


 決勝レースが下位メインより開始される。 人数の少ないヒートには、正美がマーシャルに
 はいる事も...


 Aメイン決勝が開始。


 1、2ラウンドを連取し早々にチャンピオンを決めた、XRAYをドライブするブルーノ選手。
 予選から圧倒的な速さと安定感を持っていた。


 Aメインはレース終了後は、オフィシャルによりマシンは回収される。そして厳重な車検
 が行われる。


 上位3名が、コースで仮表彰が行われる。


 苦節?十年、ついに勝ち取った世界チャンピオン。 感慨ひとしおでしょう。


 今回の注目選手、スエーデンから参加のマリンちゃん10歳。 何とCメインに...
 ただ速いだけではありません。私の目には凄い才能とセンスを持っている様に見えました。
 将来が楽しみです。


 ピットでは、アニメに夢中の普通の可愛い女の子です。


 ピットエリアにて、表彰式とバンケット。


 陰で大変な尽力を尽くされた、滝沢氏に感謝と賞賛が送られた。


 大役を終え、ほっと一息?  ご苦労様、良いイベントでした。


 可愛い私の ”娘” 達も顔を出してくれました。立派に成長して大変頑張っているとの事、
 パパは大変嬉しいです!



 
追記

 盛況の中、順調に進行してきた世界選手権も、終盤で少し問題?が発生しました。

 Aメイン決勝1ラウンド、スタート直後、トップを走るブルーノ選手が、テーブルトップを
 飛んだ所、折り返しのジャンプ台に入ってしまいました。そしてそこでターンして走行を
 続行しました。 そしてそのままトップを走行し、ゴールしました。
 しかしレフリーからは何もアナウンスはありませんでした。

 多くの人はあれはショートカットでは無いか? という声が上り、2位の松倉選手より
 抗議が入りました。 勿論私はチームマネジャーとして、手続きの手順を尋ね、正式な
 抗議書類を製作し、お金を添えて抗議の準備をしてオフィシャルに提出しました。

 しかしショートカットと思われる件のレフリーの判定に抗議する事は出来ず、レフリーの
 ミスジャッジに対しての抗議としてしか申請出来無く、そして判定は覆る事はありません。

 抗議はIFMARへ持ち帰り、審査を行われ、もしミスジャッジと判断されても、レフリー
 へのペナルティーはあっても、判定が覆る事は無いとの事でした。 そして大変時間も
 掛かるとの事で、松倉選手とも相談し、最終的には抗議を取り下げました。

 勿論、私もその場面はしっかりと見ていましたが、確かに隣のコースへ飛び込んだ為に
 ショートカットであった事は事実です。 レフリーはじめ殆ど全ての人が見ていたと
 思います。

 ただレフリーは3名そしてレースディレクターの4名がジャッジが出来一人でもペナルティー
 を宣告すれば、それが適応されますが、誰も何も言わなかった為に、何も不正行為が
 無かったという事となります。

 勿論、今回のレフリーは、もうベテランでエコひいきをする様な人ではありません。私は
 見解を聞きましたが、もしペナルティー等を取ったとすれば、それに対して説明は入り
 ますが、何も無かった為に、何の説明も無いという事です。

 今回のレースでの全般を見ても、ペナルティーにはかなり甘い所はありました。注意や
 警告は大変少なく、ピットストップも殆どありませんでした。また、出走の遅れやコース
 マーシャルの不出のペナルティ等も無くコースカットも特にそれで有利になっていなければ、
 ペナルティを取らなかったケースが多くありました。 その延長にあったのかも知れません。

 確かに端的にみれば、コースカットをしたのは明白ですが、その為に後続にダメージを
 与えた事も無く、自身も遅れて有利にはなっていない為に、4名全員が無罪としたと
 考えます。

 私は何も権限は持っていませんが、もし私がレフリーをしていたとしたら、やはり最大で
 警告、ピットストップは、取る事は出来なかったと思います。


 ともあれ、スタッフの皆さんの努力があり、大変素晴らしい大会が出来たと思います。
 ただ、もう少し一般の人々の来場があれば、良かったと思います。やはり業界以外の所へ
 発信していく事を今後は考えていって欲しいと思います。

 
 
終わり



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 10月9日(金) 4WD予選

 早いもので、もう今日は4WDの予選、そして明日は決勝で最終日となりました。
 これまで大きなトラブルもなく順調に進み大変素晴らしいレースが展開されてきました。
 ただ、少し惜しむらくは、観客特に一般の観客が非常に少ない事です。

 2WDの決勝でも、観客は殆どが関係者で、一般は非常にすくなかった様に思えます。
 折角この様な素晴らしい大会が開催されているのに...広報の不足なのか?またRC
 人気が落ちたのか? 以前の大会では多くの観客がいた様に記憶しています。

 まだ明日は決勝レースがある為に、多くの人が来場される様に、期待をしています。


 これから一回の練習に続き、今日は4ラウンドの予選が行われる。


 ここが私の定席、コースの入り口に陣取りました。


 ドライバースタンド。 前のフェンスが結構高い。


 掲示ボードとマネージャー用の伝達箱。 掲示が少し遅いと文句を言ったら、今は
 ルールで掲示はしなくても良い様になったそうだ。 結果常時ネットで配信されている為
 と言うこと。
 しかし私はスマホを持っていない、またPCも使用出来ない。そういう人も少しはいる為に
 サービスで掲示をしているとの事。 私は遅れていますね。


 ドライバー案内係りの、野村さん。 色々なアイテムを自作して貢献。 これはスタンドに
 上る順番の表示板です。


 コース修理に余念が無い、アリーナ芹沢君。


 ヒートも後半になると、2WDの結果ににより、4WDの組み合わせが出来ました。
 速い選手が多く集まる。


 レースでは、コンマ秒を争う、大接戦が繰り広げられる。




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 10月8日(木) 4WDプラクティス

 4WDクラス開始に備え、コースの最終チェックが行われている。


 第1ヒートより練習が開始される。 4WDの最初の組み合わせは2WDの結果にて
 組み合わされている。コントロールの成績により再度組み合わせが変更されてレ−ス
 となる。


 ジャンプの突っ込みで、カーペットがめくれる。 補修が大変。


 外では、フードの販売も...


 プラクティスは予定通り順調に進み、時間通りに終了、明日から予選が開始される。


 今日はフランスの選手の誕生日、正美の計らいか? おめでとう!




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10月7日(水) 4WD 受付

 昨夜にコースが4WD用に変更されました。 ジャンプやウオッシュボードの位置が変更
 されました。


 ガードの位置も変更される。


 今日は受付、タイヤ登録等...選手達も集まり明日の準備。


 タイヤを購入して接着。 


 タイヤをチェック、そしてマーキング。


 車検場では、バッテリーチェックが行われている。


 IFMARルームでは、滝沢氏がリザルトをネットにアップ。 元気ですよ!


 一方外のコースでは、何が...?


 正美芸? のTV収録でした。


 明日から、プラクティスが開始されます。



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10月6日(火) 2WD 決勝日

 
今日は予選1回、決勝3回が行われる。


 操縦台のレフリーコーナー、そしてコントロールタワー


 最終予選の開始。


 ネジが飛び出て、カーペットを破損。


 チームマネージャーミーティングにて、Aメインのマーシャルについて話される。
 マーシャルは、Bメインでは無く、各国より選抜で選ぶ。


 決勝はグリッドスタート。


決勝レースのスタート。


 新チャンピオン誕生! 


 仮表彰式


 4WDクラス用にコース変更される。


 明日は、4WDの受付、タイヤコントロールが行われる。



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10月5日(月) 予選日

 今日はコントロールプラクティスが1ラウンドと、予選4ラウンドが行われる。

 朝早くから選手達は準備に余念が無い。 以前はこの中に私達も居たのだなあ〜。
 何か懐かしい感じがする。


 IFMAR会長ダラス氏、FEMCA会長トレバー氏、そしてレフェリーのリム氏、久々の
 再会。 大変嬉しい。 そこへ正美が...立場は変っているが、懐かしい。


 予選の開始。


 現在自国を表示している時計。 レースが開始されると、ダウンタイマーとなる。


 スタッガーのスタート順位を表示するものだが、今回はスタンドに上る順番を表示。


 車検場風景。


 バッテリーの電圧をはかるそうだ。 電圧が高ければ少し放電する。 乾電池で様子を
 さいげんしてもらった。 ワークス勢は意外と電圧は低いそうです。


 順番を待つ選手達。


 走行が終わると、車検場にマシンを保管。


 ピット風景


 コースメンテも頻繁に....


 明日は、コントロールを一回やってから...
 決勝レースが行われる。



 
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10月4日(日)

 7:00 開門 選手達も集まり、準備を始める。


 コントロールタワーでも、計測アナウンス等の最終チェック。
 レースディレクターは、お馴染みスコッティ氏。


 車検場でも最終チェック。


 プラクティスの開始。 早速タイヤ脱落のマシンも...


 今回の難所のひとつ、一見簡単そうだが、多くのクラッシュがある。


 レース終了後の車両保管。


 メカニックはスタートゾーンにマシンを置く。あとは自走でスタートゾーンまで走行。


 次のヒートの選手はスタンドの後ろで待機。


 プラクティス開始直後、少しトラブルが...メカニックがマシンを修理して良いか?
 という問題...レースディレクターは、プラクティスだから良いじゃないか? しかし
 IFMARでは、レース中はマシンには触れないと言う...二転三転する、その間にも
 練習は継続、私はオフィシャルではないが、メカニックには、外れたいアームを直そうと
 するメカニックにはしない様に指示をした。 最終的には、メカニックいは練習でも手を
 触れない事となった。

 そして4ラウンドの予選が終了し、組み合わせを決める、コントロールプラクティスが
 開始。 ここでイギリスの選手のメカニックがマシンを2台持ち込んで、途中でマシンを
 交換しようとした為に、私は注意をしたが、コントロールだから問題無い、とそのまま
 マシンを出してしまった。 私はオフィシャルでは無い為に、止める権限は無いが、朝に
 練習から、手を触れてはいけないとの事なので、ペナイルティをとられるよ。言ったが
 全く聞く耳を持たない。そしてそのままゴール。 しかし、それをみていた、ディレクター
 補佐の長谷川氏、そしてジューリーのポール氏が集まり、確認。とりあえず3名が確認
 した為に、事実はかくにん、IFMARでの協議となった。結果的にはこのラウンドは失格
 となった。

 組み合わせで9名のヒートでは、正美がマーシャルを勤める姿が。


 明日は、きょうのコントロールの結果による組み合わせで予選が4ラウンド行われる。






 
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10月3日(土)

 すみません。 昨日、予定を間違っていました。 今日は走行はありません。

 本日の予定は、受付、車検、バッテリー、モーター、チェック 及び開会式と
 ミーティングです。

 朝8時開門、プレス等が会場を視察撮影。


 選手達も続々と集結。


 10時より受付開始、受付にてレースパックを貰い、写真を撮り、パスを貰います。


 車検場では、モーター、バッテリー、ウイングがチェックされる。シャーシーのマーキングは、
 明日練習、コントロールプラクティスで選別する選手もいる為に、明日中にチェックを
 受ければ良い。


 ショップでタイヤを購入し、専用スペースで接着をする。


 TV東京?が取材。


 これ何か分かりますか? 身長測定器です。
 世界選手権では、165cm以下の選手は、踏み台を使用する事が出来ます。
 以前は160cmだったのですが...少し高くなったようです。


 14:00から、開会式。 キャンギャルと行進の打ち合わせをする、正美


 入場を待つ選手達、中ではプレスが待っている。


 アルファベット順に入場行進が始まる。 スタンド前で一旦停止。写真撮影。


 最後に開催国、日本の入場。50名以上の大勢。


 最後に全員で撮影、そしてコンクールドエレガンス、来賓、及び会長の挨拶で今日の
 予定は終了。



 明日は、プラクティスが4回、そしてコントロールプラクティス(CP)が2回で、CPの
 結果で予選の組み合わせが決定される。

 今日のミーティングでは、明日の練習、CPのタイムの取り方、スタートの方法、
 スタンドの立ち位置の決め方、ペナルティ、等が話された。

 明日は7:00開


  
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  2015 IFMAR オフロード世界選手権が始まります。
 今回は電動では、1995年(オフ) 2000年(オン) 2007年(オフ)そして今回は
 オフとなり、4回目の日本での開催となります。

 また谷田部アリーナーでは、1995、2000年に続き3回目の開催となりました。前回の
 2回は私が中心となり、準備をしましたが、今回は正美が中心となり準備をしている
 ようです。
 過去の苦い経験から、私は2度と世界選手権は開催しないと言っていた為か、事前には
 殆ど相談はありませんでした。

 案の定色々とかなり苦戦をしているようです。 事前に相談があればもう少し楽に出来た
 かも知れません。殆ど何も引き継いでいません。 しかし正美は今回は選手ではなく
 役員の為に始まってしまえば、何とかなるでしょう。 私は準備で追われ、マシンを作り、
 そして大会中はメカニックは勿論、マイクロバスで選手の送迎して、そして夜はコースに
 泊まりこんで、警備をしていました。
 頑張れ、正美!

 今回は、JMRCAの依頼で日本選手のチームマネジャーをする事となりました。 
 レースでは色々な所で、ライブ等で発信されると思いますが、私も皆さんとは少し違った
 視線で、独断と偏見を持って、レポートしたいと思います。

 ただ、会場での無線LANの状態等ががあまり良く無いとの事で、ライブでお伝えする事は
 出来無いかも知れません。 夜にアップする事になるかも知れません。


 
10月2日(金)

 今回の会場となる、谷田部アリーナ。 暫くぶりですが、大きく変わりました。



 賛否両論がある、カーペットオフロードコース。 私はあえてコメントしません。


 コースの最終チェックが行われている。


 某ワールドチャンプもコースチェック。 現在はFEMCA(アジア地区)電動部会長として
 活躍。


 コントロールタワー。 こちらでレースの運営進行が行われる。


 車検場。 ここで車検等のチェックが行われる。


 こちらが操縦台となります。


 こちらが、選手、メカニックのピット。 懐かしい人々と再開。 また新しい選手も多い。


 そんな中、見つけてしまいました。 高崎さん、マミちゃん 久しぶりですね。
 大変嬉しいです。頑張って下さい! 応援します。


 今回は、ささやかですが、協賛させて頂きました。


 かつて2000年、死闘を繰り広げたオンロードコース。今は殆ど使用されていない様子、
 少し寂しい感じです。 また、世界選手権といえば、私の師匠でもある、マイク・リーディ氏
 も今は亡き人となってしまいました。 でも必ず天国から皆の活躍を見ていると思います。